2017年12月25日2 分

PCで使える漢字が1万字から6万字へ

夏に開催されたCode for Japanで議事録を担当したセッション『文字情報基盤でBorderlessに広がる情報連携』でIPA(情報処理推進機構)の方から「導入に向けたガイドブックを整備段階」と言うお話を聞いて楽しみにしていたニュース!!

戸籍登録の書類が手入力の頃、達筆がゆえに微妙に違う漢字が書かれても、戸籍の漢字が"正しい"ので修正できなかった...と言う積み重ねがいわゆる外字。
 

 
ただコンピューター普及にともなって「これじゃダメだ」ということで地道な作業の末、15年越しにそれら外字もようやくコード化完了で通常の漢字と同様にPCで使えるように!
 

 

 
■ コード化への道のり
 
Step1:文字を集める
 
Step2:似た文字をまとめる(6年以上かかった!)
 
Step3:ISO/IEC SC2へ提案する
 
Step4:異体字認識符号をつける

今まで外字で悩まされた方も多いのでは?
 

役割担当は偶然だったのですが、このセッションの議事録係に充てて貰えて超ラッキーでした!!
 

 
外字に悩やまされた事のない人は「漢字の整備完了」って記事をみても「え、今さら?」と思うかもしれないですが、外字に悩まされた事がある&IPAの方々のご苦労話を聞かせて貰えた私としては大興奮なニュースでした。
 

 

 
とにかく、これで本当に「Borderlessに広がる情報連携」の実現へ加速度あがる事を期待します!
 

Code for Japanセッション「文字情報基盤でBorderlessに広がる情報連携」議事録はこちら

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