2019年7月10日2 分

Googleマップのライセンスについて

最終更新: 2019年7月11日

以前ブログ「FileMaker と 地図」の中でGoogleマップのライセンスについて説明しました。

改定前のライセンスは本当にややこしくて、悪気なくてもライセンス違反をしている事例を多く見かけました。

でも2018年6月に大きな改定を行い、とってもシンプルになりました。

(改定の内容については以前のブログ「Google Mapsの利用規約が大きく変わります」を参照下さい)

今回の改定がネットでも大きく取り上げられたお陰もあり、以前よりライセンスについて「ちゃんと把握しておこうか」という気になった方も多いようで、具体的な質問を聞かれる事が多いです。

答えは簡単で下記の図のようなステップ...以上!です。


 
以前はそもそも「無償利用」なのか「有償利用(商用利用)」なのか、の入り口が2つありましたが、

新しい規約では入り口は1つ!

STEP1 クレジットカードの登録

つまり基本的には「あなたのクレジットカード情報をお預かりします」という事です。
 
(とは言え、まだ例外はあって「Inline Frameでの利用」の場合は特別な手続きは不要のようです、"現状では"

クレジットカード情報を登録すると、STEP2 としてあなただけのカギ(APIキー)を貰えます。

そのカギを使って、毎月200ドル相当は今まで通り無料で使う事ができます。

それが商用利用でもOKです。

これが一番の明確になったポイントですね。

今までは"商用利用かどうか"の線引をユーザー自身の認識で判断していた部分がありました。

そういう曖昧な部分を排除したのが今回の改定です。

「200ドル相当分以上を使った場合、登録しているクレジット情報からお支払い頂きます」という事ですね。
 
もちろん200ドルを超えそうな場合はお知らせが来る設定もできます。

ですので、私は「まずはGoogleで地図活用をチャレンジしてみたら?」といつも提案しています。

FileMakerの導入時も同じような事を思いますが、どんな作業にどれだけの工数や手間が掛かり、ちょっとした工夫でコストを抑える事、すごい手間を掛けてしまっている事、そういう自分たちの作業効率を客観的に計る事はとても大事だと思います。その為にはまず、無料で試せる事を試してみる事も良い機会ではないかな、と思います。

是非、まずはGoogle マップを使ってみて「何が必要な機能か」「何が出来たら効率アップするか」「思った以上に効率が上がらなかったな」というのを知って見ると、ビジネス現場での地図活用も前進するのではないでしょうか。

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