FileMakerで地図を使う -領域監視編-


FileMakerで地図活用できる標準機能がいくつかあります

その中で今回はFileMaker Pro 16から新機能として追加された機能をご紹介します

監視領域スクリプトを構成」というスクリプトと「Get(領域監視イベント)」という関数です

まず「監視領域スクリプトを構成」と言うスクリプトで出来ること

それは名前の通りですが「特定の領域を監視する為のスクリプトを構成する」為のスクリプトです

(スクリプト = FileMakerにどんな処理をさせるのか、任意の命令を自動化させること)

※セミナー向けに作った説明スライドを載せておきます


① スクリプトワークスペースで「領域管理スクリプトを構成」のステップを呼び出します


② 監視対象を「ジオフェンス」に設定する


③ 詳細で設定できる事は下記5点(それぞれの項目の意図は上の説明スライドをご参照下さい)


④ スクリプトでは事前に作っていた「カスタムダイアログを表示」と言うスクリプトを指定します


ここで「Get(領域監視イベント)」と言う関数が登場します

「領域管理スクリプトを構成」が起動した時、その領域に出たのか、入ったのかを知るにはこの関数が必要になります。つまりほぼセットだと覚えておけばOKです

どのような結果が得られるのかは後ほど実際の画面をお見せします

⑤ 緯度・経度の指定は事前に作っていたフィールドを指定する


※ もちろん直接、ここに緯度経度を記載しても良いです

ただ「このお客様の近くに来た時」と言うように領域対象が変化する事が多いと思います。その時にスクリプトの中の緯度経度を都度変更するより、フィールドとして別途作っておくほうが後々の使い勝手がぐっと良くなりますね

⑥ これで準備OK!指定した緯度経度に近づいてみましょう


緑色 :「カスタムダイアログを表示」のスクリプト内で指定したテキスト

▼これより下は「Get(領域監視イベント)」で取得した値▼

黄色 :「領域管理スクリプトを構成」で指定した領域の名前

赤色 :「領域管理スクリプトを構成」が起動したいタイムスタンプ

青色 : 領域に入った場合は「1」、それ以外は「0」を返します

・・・

このように、これらの標準機能を使いこなすと簡単に地図(位置情報)と連携したシステムやアプリを作ることができます。

この時に気を付けないと行けないのが緯度経度をどうやって取得するかです

住所から緯度経度を取得するJavaScript APIをGoogleマップが提供しています

ただし、これの利用条件も前回のブロク「FileMaker と 地図」で記載している通りで、FileMakerで使う場合は有償契約の対象となる可能性が高いです

・前回のブロク「FileMaker と 地図」より

こんなにWeb系地図サービスと連携しやすいのに地図サービスのライセンス費用が高くて使えないなんて勿体ない...。そう思ったのがmarble+を作りたいと思った一番のきっかけです

こう考える理由が少しは伝わりましたでしょうか?

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大切に管理しているデータを生きた情報にするために、一番大切で基本的な事は 「欲しい情報をすぐに取り出せること」だと思っています。 「2019年上半期の〇〇エリアの売上合計」すぐに抽出できますか? 「必須項目が未入力のデータ」すぐに発見できますか? ユーザーがFileMakerを選択する魅力の一番は、検索機能の柔軟性だと思っています。 開発しやすい、構築しやすい、という点に置いては他のツールが良い場

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